腐食試験装置

  • HOME
  • 腐食試験装置
腐食試験装置

定流量フロー形ガス腐食試験装置

電子部品の各種電気接点、接続端子の接点関係に特有の腐食障害を比較的短時間で、かつ実際に近い形で再現し、比較試験、比較評価が行える装置です。IEC(国際電気標準会議)をはじめとする国際規格や内外で制定または検討されている硫化水素(H2S)や亜硫酸ガス(SO2)などの腐食性ガスによる評価試験が単一でも混合でも行えます。また、ガスビュレット並みの高精度を持つガス定量ポンプ(特許)を導入しており、定流量比ガス希釈システムが空気量とガス流量を設定しますので、標準ガス並みの精度で超低濃度ガスから高濃度ガスまで、安定した濃度設定が可能です。さらにデジタル式微量ガス定量ポンプが高い流量精度と低ドリフトを確保しています。
国際ニーズにも対応するワールドタイプ(GH-180)、目的に応じて最適なシステムが選べる普及タイプ(GLP-91)、経済的なコンパクトタイプ(G-100)と機種も豊富。いずれも今までの経験と実績から生まれた安全思想が貫かれています。

発露形腐食顕微鏡

山崎式定流量フロー形ガス腐食試験装置で作成される槽内雰囲気(ガスの種類、ガス濃度、温度、相対湿度など)を、そのまま顕微鏡下の試験セル内に再現させ、さらに試験セルに取り付けた小試験片の温度を精密に制御、あるいは冷却・加熱サイクルを与えます。また、微細な結露発生や消滅の様子、変色や腐食の発生・成長過程を観察したり映像記録ができます。